お金は決して悪いものではないのです

歴史的に商業を蔑む傾向はよくあります。実はそうしたことが意外と長いのです。お金というものは、意外と蔑まれていることが多いのです。宗教的にそうしたことをしているところもあります。中国の儒教もそうした傾向があります。つまりは、その影響がある日本もそうしたことが長かったのです。しかし、いくら蔑むことがあっても実際に経済を動かしているのはお金です。ですから、どうしても商人というものの発言力が高くなります。基本的には身分が低いことが多い商人ではありますが、実はかなり歴史的に大きな役割を果たしています。それはそれでよいことであるといえます。ちなみに言うまでもありませんが、現代では商人こそが最も発言力を持っている身分であるといえます。はっきりいって商人こそが目指すべきことであるといえるくらいです。ですから、そのあたりのことをよくよく理解しておく必要があります。
少しでも稼ぐことが現代の美徳になっています。お金というものは蔑まれることがありますが、基本的には誰でも欲しがるものなのです。ですから、貯めることはよいことですし、稼ぐことはすごいことなのです。但し、その稼ぐことが必ずしも人格的に優れている、ということではありませんから、そのあたりのことを勘違いしないようにすることです。大金を稼ぐ人が必ずしも聖人君子であるとは限らないのです。日本では成功者は人格者である、という意識が強いです。そんなことはないのです。
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